食にまつわることわざとしては「秋茄子は嫁に食わすな」や「桃栗三年柿八年」などが有名ですよね。人類の長い歴史においては、他にも食にまつわる言葉がたくさんあります。食事の席で話したくなるような言葉をいくつかご紹介します。
「新しいご馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」(『美味礼讃』という著書を持つほどの食通・ブリアサヴァランの言葉)
「美味とは食物そのものにあるものでなく、味わう舌にあるものである」(歴史の教科書にも載るほどの哲学者・政治家ジョン・ロックの言葉)
「餓死するくらいなら、私は消化不良で死にたい」(紀元前のローマの政治家キケロの言葉)
「食欲は食べている時にやって来る。のどの渇きは飲んでいる時に去って行く」(ルネッサンス期の作家フランソワ・ラブレーの言葉)
「食前方丈(しょくぜんほうじょう)」食事をするときに、席前にいっぱいに料理を並べることから、豪華な料理の例えを表す四字熟語。