千早赤阪村は、大阪の南東部、南河内郡に位置する大阪府内唯一の村で、大阪市内から車で約１時間のところにあります。役行者が修行したと言われ、冬には樹氷や雪遊びを楽しめる大阪府内最高点の「金剛山（標高1,125m）」をはじめ、日本の棚田百選に選定された「下赤阪の棚田」などの自然に囲まれ、また、南北朝時代に活躍した武将「楠木正成」の誕生地や鎌倉幕府軍と戦った千早城跡など、楠木正成ゆかりの地でもあり、歴史と観光の村となっています。しかし、現在では人口減少や少子高齢化の影響により人口約5000人の過疎地域となっています。

千早赤阪村では、豊富にある自然・水田を活用して「マコモタケ」の栽培が行われています。生産者の西矢武司様は、全国的にもまだまだ少ないマコモタケ生産のパイオニアとして、栽培のみならず、流通先の開拓など普及活動にも取組んでおられます。日本のマコモタケ作りはまだ始まったばかりであり、農薬が特定されていないため、アヒルの放し飼いを利用した無農薬での栽培が行われています。

千早赤阪村をマルシェは応援しており、心八剣伝・おまっとうでマコモタケの魅力をお伝えしています。タケノコのような食感と甘み、トウモロコシのような香りのするマコモタケは、焼いたり天ぷらにすることで、その美味しさを存分に味わうことが出来ます。ぜひその味をお店でお楽しみください。