土用の丑の日など、日本の食文化に深く根付いているウナギ。ウナギと聞くと蒲焼きやウナ重をイメージするかとは思いますが、「ウナギのお刺身」って見かけませんよね??それは何故か、知ってますか?
それは、ウナギの血液に毒が含まれているからです。この毒は『イクチオヘモトキシン』という毒で、命に関わるほどではありませんが、食べると吐き気や呼吸困難を起こす可能性があります。そして、この毒は60度で5分以上加熱すれば毒性を失います。
これこそ、火を通している蒲焼きは食べるけど、火を通していないお刺身は食べない理由なんです。しっかり焼けてそうにない蒲焼きなどには注意してくださいね。