本日2017年12月22日は、二十四節気の一つ「冬至」です。
昔から「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と言われますが、それはなぜでしょうか。
昔の冬は、野菜や動物などの食料が十分にはありませんでした。無事に冬を越すために、無病息災の祈願が行われており、その時に食べられていたものの1つが、カボチャです。カボチャは保存ができ栄養も豊富なので、昔の人々は、夏に収穫したカボチャを冬至の時期に食べていました。このことから「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と言われるようになったのです。
また、昔の冬至では、名前に「ん」の付く物を食べると縁起がいいとされていました(この験かつぎを「運盛り」といいます)。人参、蓮根、銀杏、金柑、寒天、うどんなどと一緒に、ナンキン(=カボチャ)が食べられていたのです。