最近テレビや雑誌などで話題の「あかもく」。 健康食品として人気を集めている食材ですが、あかもくとは一体何なのかご存知でしょうか?
あかもくとは、海藻の一種で、褐藻綱ホンダワラ科という分類に属していて、同じ仲間にはヒジキがあります。北海道から九州まで日本全国の沿岸に生息し、東北地方では昔から「ギバサ」や「ナガモ」と呼ばれ郷土食として好まれていました。
アカモクの特徴は「粘り気」で、さっと茹でてから細かく刻むと、強い粘りが見られます。磯の風味豊かで美味しく、メカブにはないシャキシャキとした食感が魅力です。
モズクやメカブと同様に、肥料などを一切使わなくても海の栄養(ミネラル)を糧に育つ、まさに「海の有機野菜」なんです。しかも、人間の体に必要なミネラルをたっぷり含んでいて、食物繊維やポリフェノールも豊富なので、あかもくは健康食品として注目されているんです。